カチカチカチと聞こえる音が気になりタペットクリアランスを調整しました。
駐車場の傾斜を利用し、シリンダーヘッドを少し上向きにすれば調整中オイルが漏れません。
レッグシールド、チェンジペダル、クランクケースカバー、スパークプラグ、タペットアジャストカバーを外してから、フライホイールを左に回してTマークに合わせ圧縮上死点を出し調整開始です。
クリアランスは吸排気側共に規定値の0.05mmより広がっておりました。規定値に調整後エンジンをかけてみるとタペット音は小さくまろやかな音色に変化。いい感じです。外した部品を元に戻して終了。
使用工具はタペット調整ツール、シックネスゲージ、17mmオープンレンチ、プラグレンチ、8mm、10mm、12mmのTレンチでした。
タペット調整を必要とする古い世代のメカですが、整備性を考慮した各部の設計には感心します。